さまざまな効果を
期待して
そんな中、きのこは漢字で「菌」とも書き表されるほど、菌類を代表するような食材。
一年中手に入る便利な食材ですが、本来の旬である秋になるとことさら、美味しいきのこに出会える機会が増えるはず。季節感と一緒にさまざまなレシピできのこを楽しみたいですね。
料理家で“FOOD FOR THOUGHT”のディレクター、渡辺有子さん。
定番の食材を使いつつ、食卓に新しさや楽しさをもたらしてくれる2品を考案してくださいました。
それでは早速、秋が香るビューティーレシピをいただきましょう!
からだが喜ぶ
「菌」をチャージ
4種のきのこと
パセリのバターライス
しいたけ5枚
エリンギ大1本
マッシュルーム3個
しめじ小1株
米2合
雑穀米60g
バター30g
オリーブオイル大さじ1
しょうゆ大さじ1/2
塩小さじ2
パセリ
(粗めに刻む)1/2本分
1米は洗ってざるにあげ、水気をきっておく。
2しいたけは石突を切り4等分に、エリンギは長さ4等分にしてから縦4等分、マッシュルームは4等分に切る。しめじは小房にわける。
3鍋にバター、2のきのこ、オリーブオイル、塩を入れ、蓋をして弱火で10分蒸し煮にする。しょうゆをふり、ざっと混ぜて蒸し汁ときのこをわける。
43で取った蒸し汁に、水を足して420mlの量にする。
5鍋か炊飯器に、1の米と雑穀米を入れ、4を注ぐ。全体をざっと混ぜてからきのこをのせる。
6鍋の場合は中火強にかけ、沸騰してきたら弱火にして14分。時間になったら火を止め、10分蒸らす。炊飯器の場合は、通常モードでスイッチを入れる。
7粗めに刻んだパセリをたっぷり散らしたら完成。
POINT
「ポイントは、3と4の工程。きのこの蒸し汁を加えた水でお米を炊くことで、きのこの旨味がよく染み込みます。バターを入れて炊くので、ピラフのようにパラッとした食感と洋風な香りも楽しめる秋の一皿です」(渡辺さん)
ひとさじでご馳走が生まれる
きのこと
オリーブのペースト
しいたけ小8枚
マッシュルーム8個
エリンギ2本
イタリアンパセリ6本
グリーンオリーブ
(種抜き)14粒
にんにく1/2かけ
赤唐辛子1本(種をとり粗く刻む)
クミンシード小さじ1
白ワイン大さじ2
塩小さじ1強
黒こしょう小さじ1
オリーブオイル大さじ3
1きのこ、にんにく、イタリアンパセリ、グリーンオリーブはみじん切りにする。(あれば、フードプロセッサーの使用がおすすめ)
2鍋に、1とクミンシード、赤唐辛子(種をとって粗く刻んだもの)、白ワイン、塩、黒こしょうを入れ、オリーブオイルをまわしかけ蓋をして15分、時々木べらで混ぜながら弱火で加熱する。
3冷めたら瓶などに詰めれば完成。冷蔵庫で保存します。(保存目安は1週間です)
POINT
「カリッと焼いたバゲットに乗せてカナッペにしたり、パスタやリゾットに加えたり、オムレツの具にしたり…。時に料理の主役に、時に料理のアクセントにと、色々な楽しみ方ができるきのこペースト。作り置きにした瓶詰めが冷蔵庫に入っていれば、いつでもおしゃれな一品が簡単に作れます。」(渡辺さん)
レシピ提供
渡辺有子 料理家・FOOD FOR THOUGHTディレクター
https://foodforthoughttokyo.com/
さまざまな媒体で料理家として活動する一方、料理をする目線でセレクトした商品や企画を扱う“FOOD FOR THOUGHT”でよりよく生きるためのヒント・気づきを発信。近著に「『献立』と『段取り』」、「渡辺有子の家庭料理」「料理と私」など。
BEAUTY COLUMN
内側からも、
外側からも。
秋もずっとキレイな肌で。
2回に渡ってお届けしたレシピ特集、いかがでしたか?
からだにも肌にも疲れがでやすい今の時期、そして秋の美味しい誘惑が多いこの時期。セルフケアの一環として自炊も頑張ってみようかな、と思う皆さまの献立に、是非ご活用いただけますように。
また、この時期は肌の乾燥も顕著になってくる頃。日中の日焼け止めとして、保湿効果も高い「ミネラルUVセラム」が肌に心地のよい季節です。
決してあなどれない秋の紫外線。まだまだ続く(1年中おやすみなし!)UVケアのアイテムとして、こちらも是非ご活用ください。