SKINCARE

マスク肌荒れ・乾燥など敏感になるリスクがたくさん! 保湿が大切な春先のスキンケアの正解とは

まだ肌寒い毎日だけれど、すでに花粉が飛び始めて春のムードを感じている人も多いはず。
ちょっとしたゆらぎが、赤みやかゆみ、ニキビといった肌トラブルにつながるのを防ぐために、どんなお手入れをすればいいのでしょうか。
患者様の診察を通じて、日々、敏感肌やゆらぎ肌と向き合っている皮膚科医・中逵早希先生に教えていただきました。

POINT!

日々、敏感肌やゆらぎ肌と向き合っている皮膚科医・中逵早希先生に教えていただきました。

肌にとっては最も過酷な季節。
“2月肌”は徹底保湿を

中逵先生:
「この時期は角層がダメージを受けてバリア機能が乱れがちになります。乾燥からくる皮脂欠乏症はもちろん、杉やヒノキ、ハンノキといった花粉でトラブルを起こす方も。アレルギー症状も増えてきますし、顔を真っ赤に腫らして来院する方も多い、要注意シーズンです」

2月は、やはり肌にとって過酷な季節といえそう。
花粉以外にもトラブルの元はたくさんあると、先生は語ります。
中逵先生:
「花粉はもちろんですが、2月は気温も低いので顔の血流が下がります。それに伴って肌の新陳代謝も下がり、ターンオーバーがうまくいかなくなるのでさらなるトラブルを招く可能性が。肌のリズムが乱れるとバリア機能を担う角層もダメージを受けるので、肌にとってはあまりよくない季節といえますね」

なかなか過酷なシーズンに、ケアで気をつけるべきポイントをうかがったところ、1にも2にも保湿!ときっぱり。保湿をしっかりすることが一番のトラブル予防なので、化粧水だけでなく、美容液やクリームまで使ってほしいとのこと。

また、スキンケアを選ぶときの目安になるのは、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸といった“もともと肌にある成分”が入っているかどうか。
特に、敏感に傾きやすい肌や年齢を重ねた肌はこういった成分を保持する力が弱ってくるので、スキンケアで補うのがおすすめだそう。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で人気となっている加湿器も、保湿の一環としておすすめだそうです。

マスクは必要。ならばスキンケアでうるおいの守りを

“新しい日常”にマスクは欠かせないものとなっていますが、これも肌に負担をかける大きな要因になっている、と中逵先生。
中逵先生:
「最近は、コロナの影響でつけているマスクで肌が荒れたという方や、あるいはコロナに起因するストレスのためかトラブルが生じて来院される方は多いように思います。特に目立つのは、不織布マスクのゴムが当たる耳の周囲のかぶれと、マスク内の肌荒れ。不織布マスクの繊維と肌がこすれて摩擦が生じたり、それによってバリア機能が落ちることで肌が荒れてしまうのです」
マスクに覆われていることで、花粉やほこりなどの外的刺激が直接肌に触れるのを防げる反面、マスクの中の湿度が上がることで雑菌が増えやすくなったり、マスクを外した瞬間に一気に肌の水分量が低下したりして、さらに乾燥が進むのだとか。朝晩の洗顔で肌を清潔に保つこと、またマスク内の保湿も念入りに行うことはお忘れなく。
日中、エアコンのきいたオフィスなど乾燥がひどい環境にいる場合は、フェイシャルミストなどでファンデーションの上からこまめにうるおいを補給するのもいい対策になるそう。

また、洗えるマスクに洗剤成分のすすぎ残しが残っていると、それが原因で肌が荒れるケースもあるので、すすぎは丁寧に行うこと。基本的なことを意識して丁寧に行えば、マスクと上手に付き合うことができるはず。

肌を触りすぎるのは悪化のモト。
病院も上手に活用して

そしてもう1つ、中逵先生からは「肌を触りすぎないで」とのアドバイスも。
中逵先生:
「敏感に傾きがちだったり、ニキビができやすい方は、低刺激のスキンケアが鉄則です。お仕事の関係でメイクが必要な場合などもあると思いますが、刺激になりにくいもので、最小限のメイクに留めて」
中逵先生:
「また、日頃のスキンケアも大切ですが、ニキビができてしまったら、早めに皮膚科の受診をおすすめします。一番いけないのは気になって触ってしまうこと。雑菌が繁殖して治りにくくなりますし、こじらせると跡が残ってしまうことも。自分でつぶしてしまうのはもってのほかなので、余計な刺激は極力与えず早めにクリニックにいらしてくださいね」
正しいスキンケアで肌を守り、春本番を明るい気持ちで迎えましょう。

中逵早希先生
南大阪病院にて皮膚疾患全般を担当。すべらかな白肌の主だけれど、春先は乾燥やゆらぎによるニキビが気になることも。一児の母。敏感肌のスキンケアにも関心を寄せている。

【病院情報】
社会医療法人景岳会南大阪病院
〒559-0012 大阪府大阪市住之江区東加賀屋1丁目18−18
06-6685-0221

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