そのむくみと疲れ、「リンパ」のせいかもしれません。リンパドレナージュでデトックス!


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疲れが取れにくい、体全体がむくんでいるように感じる……。それってリンパの流れが滞っているせいかもしれません。リンパの流れがつまってしまうと代謝が下がり、むくみや疲れの原因になることをご存知ですか? そもそもリンパとはどんな役割をもち、どんな美容効果をもたらすのでしょう。どうやらリンパには、体の内側からキレイになれるヒントが隠されているようですよ……。

リンパはからだの下水処理施設

ヒトの体には血管のほか「リンパ管」というものが全身に広がっています。リンパ管の中には「リンパ液」が流れていて、その中には全身60兆個の細胞が吐き出した細菌や毒素、老廃物が流れています。それらをリンパ管が取り込み、体に点在しているリンパ節で除去していきます。
そしてクリーンな状態に戻し、再び鎖骨の下にあるリンパ節で静脈に合流します。

この一連の流れを「リンパの流れ」と呼びますが、こうして見てみると、下水道処理に似ていると思いませんか? 例えるならリンパ管が下水道でリンパ節が処理施設といったところでしょうか。

リンパ液が滞る原因とは?

リンパの流れはとてもゆっくりで1分間に24センチ、1日わずか2リットルのリンパ液が戻ってくるに過ぎません。
このリンパを動かすのが「筋肉」です。ここでご自分の日常を振り返ってみましょう。運動不足による筋力の低下、一日座り仕事や立ち仕事といった動きの少ない状態に心当たりはありませんか? 筋力が低下するとリンパの動きがにぶくなり、同時に血流が悪くなります。その結果身体は冷え、老廃物が流れてくれないのでむくんでしまい、代謝の悪い体になってしまうのです。リンパ液が滞るとシミやしわ、肌荒れ、セルライトといった美容トラブルをも引きおこします。

体の内側からキレイを目指そう!自分でできるリンパドレナージュ

いかにリンパの流れが健康や美容に深く関わっているかおわかりいただけましたか? そこで登場するのがリンパの流れを良くする「リンパドレナージュ」です。フランス語で「リンパ排出法」という意味をもつこの手法は、1932年にエミール・ヴォッダー博士によって開発された身体機能や美容効果を高める歴史ある手技療法です。

リンパドレナージュは、マッサージとしてエステサロンや美容外科などで行われていますが、正しい方法を覚えれば自分でも行うことができます。リラックスした状態で体や心をほぐすような意識で行いましょう。

また、リンパドレナージュのテクニックは手先の力加減がとても重要です。マッサージは親指を除く4本の指を使います。最初は肌に優しく触れ、徐々に圧力をかけていきます。肌をさするのではなく、触れた部分を優しく押すように行いましょう。

ここではたくさんのリンパ液が流れ込むリンパ節がある鎖骨のマッサージをご紹介します。

1.左の鎖骨のくぼみに右の指をあて、時計回りに10回、円を描くようにマッサージします。力を入れすぎず、ソフトにゆっくりとマッサージしましょう。

2.10回描いたら、手を逆にして右の鎖骨のくぼみに左の指をあて、今度は逆時計回りの円を10回描くようにマッサージします。

3.繰り返し10回×3セットを目標に、お風呂上りなど体が温まった状態で行いましょう。

体の不調の原因はさまざまありますが、体の中に毒素が溜まったままでは体にも美容にも良いはずはありませんよね。リンパを味方につけて体の内側からデトックスし、むくみ&疲れ知らずのヘルシー&ビューティーを目指しましょう!

参考:
原因は”リンパ”?! リンパの流れの悪い女性の93%が「肩こり」に悩む

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