肌と体と心に効くレストラン! アンチエイジング料理専門店『True Food Kitchen』


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ここ数年、アメリカ発祥のパンケーキ専門店やダイナーなどが続々と日本に上陸しています。次はどんなお店がくるのか気になるところですよね。そこで今回は、アメリカで大人気のレストランをご紹介。なんとそのお店、「アンチエイジング料理専門店」なのだそう……。

統合医療の権威・ワイル博士がプロデュース

レストランの紹介に入る前に、アンチエイジングとも深く関わりのある「統合医療」についてお話ししておきましょう。

日本ではあまり耳慣れないこの医療。薬や手術による西洋・近代医学と、本来人間に備わっている免疫力と自己治癒力を高めて治療するという代替医療を融合させた医療です。つまり、私たちが日々口にする食事も統合医療のひとつと考えられます。そこに注目したのが、アンドルー・ワイル博士。タイム誌の「アメリカで最も影響力のある25人」の中に選ばれたこともある医学博士で、世界中から注目を浴びている統合医療の権威です。

そのワイル博士が1998年、アリゾナ州フェニックスでオープンしたのが『True Food Kitchen(トゥルー・フード・キッチン)』。博士がプロデュースするとあって、米国内では大きく報道され話題を呼びました。

メニューはオーガニックにこだわった食材を使い、博士が提唱する自己治癒力を高める「抗炎症フードピラミッド」に基づいて考えられています。これは、どんな食材をどれくらい摂取したらよいかを示すピラミッドの形をした指標。ピラミッドの一番下は毎日たくさん食べたい野菜と果物、上にいくほど摂取量を減らしていき、頂点はもっとも少量でよいワインやスイーツがあります。炭水化物・脂肪・タンパク質もバランスよく摂るように考えられています。

アンチエイジング料理と聞くと、なんだか味が薄くて物足りないのでは……と想像しがちですが、お店のモットーは「大人も子どもも、お肉派も野菜派も、みんなが美味しく食べられる自然食を」。家族でも楽しめるアンチエイジングレストランなんて、なんだかわくわくしませんか?

メニューは地中海料理&日本料理ベース

実はワイル博士、大の日本びいきで、日本の食生活を研究していることでも知られています。料理は博士が一番健康的だと考える地中海料理と日本料理で使う素材をベースにしているそう。その一部をご紹介しましょう。

「レタスラップ」
シイタケ、豆腐、カシューナッツを味噌味で炒めたものとニンジンの千切りをレタスと一緒にいただきます。
「大豆発酵食品テンペ入りハンバーガー」
大豆を発酵させて作るテンペ。ベジタリアンにはお肉の代用品として使用される食材なだけに、テンペ入りバーガーはボリュームもたっぷり。
「スクオッシュスパゲッティー」
パスタの代わりにスクオッシュというカボチャ系の野菜を千切りにしたもの。その上にトマトソース、モッツアレラチーズを加えたスパゲッティー。

このほかにも低カロリーな「バッファロー肉のハンバーガー」や、キッズ向け本格ピザ、お味噌汁、しらたき・ゆずなどの食材を使用したメニューも人気です。

単に「ヘルシー」「低カロリー」だけでなく、「美味しい」という食本来の楽しみも健康とともに追求するスタイルがTrue Food Kitchen流。現在、日本進出の予定は残念ながらないようですが、サンタモニカやサンディエゴなど、日本でもおなじみの観光地に支店があるので、訪れた際にはぜひアンチエイジング料理をチェックしてみてはいかがでしょうか?

参考:
日本に上陸して欲しい!アメリカで大人気のアンチエイジング料理専門店「True Food Kitchen」に行ってみた(英語)
アンドルー・ワイル博士公式サイト(英語)

「True Food Kitchen」公式サイト(英語)

Photo:Veganbaking.net