夏バテも解消!夏の食材を使った、キレイを目指す人のためのレシピ


夏バテも解消!夏の食材を使った、キレイを目指す人のためのレシピ

夏は、強い日差しや高い気温、効きすぎた冷房など、体や肌の調子を崩しがちな季節です。スキンケアやメイクで外側からケアすることももちろん大切だけど、同じくらい欠かせないのが、内側からのケア。必要な栄養を食事でしっかりとることが、夏バテやむくみなどの予防&改善につながるのです。
たとえば、夏場の疲労回復にはビタミンB、クエン酸、ビタミン類。むくみ解消にはビタミンE、たんぱく質、カリウムなどをとるのがおすすめです。

そこで今回は、夏の食材を使った栄養たっぷりのレシピをご紹介! 「暑くて何もする気がしない」などというときも、手間をかけずに数分でできる2品です。
どちらのメニューも、香り豊かですっきりとした味わいの、手作り柑橘ポン酢が活躍。汗をかくと失われがちなビタミンがたっぷりとれて、食欲がないときもおいしく食べられます。ぜひチャレンジしてみてください。

薬味の香りで食欲アップ!ヘルシーなゆで豚

シャキシャキしたみょうがと三つ葉、さっぱりしたポン酢が食欲を高めてくれるレシピ。主役は、良質なたんぱく質や夏の疲労回復に役立つビタミンB1を豊富に含む豚肉です。

薬味の香りで食欲アップ!ヘルシーなゆで豚

【ゆで豚の香味野菜あえ】
■材料(2人分)
豚肩ロース肉しゃぶしゃぶ 200g
酒 大さじ2
長ネギ 10cm
三つ葉 1株
みょうが 2個
柑橘ポン酢(※材料別)

■作り方
1. しゃぶしゃぶ肉は酒を入れて沸騰した湯で、1枚ずつゆがきザルにあげて冷ましておく。
2. 三つ葉は洗って4cmの長さに切り、長ネギは3等分の長さにして白髪ネギに、みょうがは繊維にそって細切りにする。
3. 長ネギは水にさらして軽くもむようにし、ザルにあける。三つ葉とみょうがは軽く水にさらして長ネギと合わせて水気を切っておく。
4. 1と3を混ぜあわせ器に盛り、柑橘ポン酢を添える。

ゆでるときは、お肉を広げてから鍋に入れて、赤い部分がなくなったら素早くザルにあげて自然に冷ましましょう。また、ゆでるときお湯にお酒を入れることで、臭み消しになります。
豚肉は、アリシンを含む長ネギなどの食材と一緒にとることで、吸収率はアップ。アリシンは水に溶けやすいので、長ネギを水にさらす時間は短めにしましょう。

おいしさのワンポイント・その1

今回ご紹介する2つのレシピに使う柑橘ポン酢は、しょう油、お酢、柑橘類の果汁に、だし昆布を漬けこむだけでできる簡単調味料です。冷奴やおひたしなど、さまざまなメニューをさっぱりと食べられて、ビタミンCもとれます。しかも、冷蔵庫で1週間くらい保存が可能です。
使う柑橘類は、レモン、柚子、すだち、かぼすなど。好みのブレンドで加えるのがおすすめです。皮の風味が良い柚子などは、絞った実を入れておくと、さらにフレッシュな香りに仕上がります。
柑橘類のクエン酸には尿酸排出効果があるので、むくみ対策にも役立ちます。柚子こしょう、豆板醤、練りごま、ラー油などをプラスして、アレンジしてもおいしいですよ。

おいしさのワンポイント・その1

【柑橘ポン酢】
■材料
しょう油 100cc
柑橘類の果汁+穀物酢を合わせて 100cc
だし昆布 10cm程度

■作り方
1. 昆布は3cm程度の長さに切る。
2. 保存容器にすべての材料を入れて1晩以上漬ける。

ピリ辛&ネバネバの変わり冷ややっこ

次にご紹介するのは、豆板醤のうまみでお箸が進む一品です。豆腐は、たんぱく質が豊富なうえ、食欲がないときもサラッと食べられる、夏バテ防止にぴったりの食材。上に乗せるモロヘイヤには、抗酸化作用のあるビタミンE、疲労回復に働くビタミンC、むくみ改善効果のあるカリウムなどが豊富です。モロヘイヤは、ごま油など油脂類と一緒に食べるとビタミンEの吸収力がアップします。

ピリ辛&ネバネバの変わり冷ややっこ

【モロヘイヤ豆腐】
■材料(2人分)
豆腐 1丁
モロヘイヤ 1束
豆板醤 小さじ1/3
ごま油 大さじ1

■作り方
1.豆腐は食べやすい大きさに切る。
2.モロヘイヤを塩茹でにして2cm程度の長さに切り、豆板醤とごま油であえる。
3.器に盛り白ごまをふりかけ、柑橘ポン酢を添える。

おいしさのワンポイント・その2

夏が旬の野菜、モロヘイヤ。
ビタミン、ミネラルを多く含み、野菜の栄養価としてぐんを抜いています。ネバネバのもとであるムチンは、消化器官の粘膜を保護するので、消化不良や食欲不振の防止にも。塩ゆですることで、アク抜き、下味、色良く仕上げるなどの効果があります。栄養素を逃がさず、おいしくゆでるコツをマスターしましょう。

おいしさのワンポイント・その2

■モロヘイヤのゆで方
1. モロヘイヤは水を張ったボウルで洗う。ホコリやゴミなどを落とす。
2. 鍋に多めの湯を沸騰させ、塩(1L辺り大さじ1/2程度)を加えてゆでる。ゆであがったモロヘイヤのあら熱を取るため、大きめのボウルに水を張っておく。
3. 葉の部分を持って茎から先に10秒ほどゆでたら、葉先のほうまで入れて軽く混ぜながら1分程度火を通す。
4. ゆであがったら水に晒し、あら熱が取れたら茎を揃えて水から出して軽く水気を切る。
5. 茎の下の方3cm程度は硬いので切り捨て、食べやすい大きさに切る。

今回の2品はどちらもとても簡単! 「おかずがもう1品あれば……」というときにもパパッと作ることができます。

使いまわせて日持ちする柑橘ポン酢は、常に冷蔵庫に作り置きしておくと便利。夏も、元気ときれいをキープするために、ぜひ活用してください。

レシピ考案/風間章子
料理家。イタリアンレストランで修行した後にカフェを立ち上げ、雑誌やウェブメディアの料理監修で活躍中。現在、キッチンスタジオ『人形町キッチン』も運営し、料理撮影や料理教室を開催している。
http://www.form-aggio.com/